【初冬の試練】明智ゴルフ俱楽部 ひるかわゴルフ場へ―御嶽山を望む絶景と極寒の初ラウンド

今回は、岐阜県中津川市に位置する明智ゴルフ俱楽部 ひるかわゴルフ場に初めて行ってきました。

愛知県方面からは、中央自動車道・恵那ICを降りて約15分というアクセスの良さも魅力ですが、このコースの最大の醍醐味は、霊峰・御嶽山（おんたけさん）をはじめ、恵那山、笠置山を壮大に臨むことができる雄大な自然です。
その中で、個性豊かに設計された全27ホールがプレイヤーを迎えてくれます。

道路表示-5℃！　フェアウェイ一面が白銀の世界に

ラウンドしたのは12月初旬―この冬一番の寒気が押し寄せた日で、ゴルフ場へ向かう道中、車の外気温計はなんと-5℃を表示！ その表示にドキドキしながら現地に到着すると、フェアウェイもグリーンもすべてが霜で覆われた一面真っ白な世界となっていました。

私自身、この温度帯でのプレーは初めてです。ゴルフ場の方にお聞きしても、今季初めての光景とのこと…。
そして、早朝スタートは、まさに異次元のシチュエーションとなりました。

グリーンは、カップ周りの約10m四方だけ霜が取り除かれ、四角いグリーンが見える状態―それ以外はカチカチに凍っています。ティーグラウンドも地面が硬すぎてティーが刺さらず、普段はほとんど使わないティーボーリングが大活躍しました（笑）。

そしてラウンドが始まると、凍てついたグリーンが、私たちに容赦ない試練を与えます。

素晴らしい当たりでグリーンにキャリーした球が、着弾と同時に「コーン」というゴルフ場では聞いたことのない硬い音を立て、スピンや落下角度など全く関係なく、奥へとことごとく弾き飛ばされていくのです。
初めて目の当たりにする凄まじい自然の脅威です！？

前半は、このアイスリンクのようなコンディションになかなか対応できずに、何度も跳ねる球に翻弄されました。

耐えに耐えてしのいできましたが、前半最後の2ホールでまさかのOBとスリーパットで大きく崩れてしまいました…。

後半戦は「心穏やかに」！　実力以上のプレーを引き出した好循環

食事を挟んだ後半戦では、気温が上がって日差しも穏やかになり、ようやく霜も溶けて通常のコースコンディションに戻りました。
また、コースもフェアウェイが広く、トリッキーなコースもありませんし、プレーしていて気持ちよく回れました。

今回は、ゴルフ歴が長く、シングルの腕前の方とご一緒させていただいたのですが、その方が常に場を和ませる雰囲気を作ってくださったおかげで、自分も気持ちを切り替えて引き締まったゴルフができました。

結果的には、後半の方がスコアがまとまり、最終的なトータルスコアは106という結果に！？

100切りこそ達成できませんでしたが、前半の異次元の状態から考えれば、全体としては非常に納得のいくラウンドとなりました。
上手な方とのラウンドは、自分の実力以上のものを引き出してくれる効果があると改めて実感しました。

【緊急課題】スリーパット撲滅に向けてパット戦略を大転換！

今回の最大の課題は、やはりパターです。
前回のラウンド後の課題でも挙げていましたが、今回も複数回のスリーパットがあり、さらにはフォーパットまで出てしまいました…。せっかくパーオンしても、そこから4パットでは本当に心が折れてしまいますし、スコアはまとまりません…。

これまでの私のパットは、「ショートしては絶対に入らないから、少しオーバーさせよう」という意識が強すぎました。
よく言われるカップの30㎝先を目標にして打つというセオリーです。

しかし、これは距離感がしっかりしているプロやトップアマはいいですけど、我々初心者に毛の生えた程度の素人ゴルファーがこれをやると、その意識から「ジャストタッチだと最後に曲がりが大きくなるのを避けたい」と、結構な勢いで打ってしまいがちになったり、距離感を掴めていないので結果的に1m以上オーバーして、返しのパットも緊張で外すという悪循環に陥っていました…。

この悪循環を断ち切るため、次回のラウンドからはパットの考え方を大きく変えます。

目標は「スリーパット撲滅」、つまり「2パットでも良い」という気持ちです。
1パットで沈められれば気持ちが良いですし、スコアも良くなりますが、リスクも伴います。
ジャストタッチで打てば、ショートすることもあるでしょうし、止まる間際で曲がって入らないこともあるでしょう。しかし、それでもいい。1パットで入らなくてもいいから、必ずカップの周りに止めて、次のパットを楽に入れられる「ジャストタッチ」を徹底したいと思います

このマインドセットの転換で、100切りの安定を目指したいと思います！

総評