「諸輪グリーン」芝生から打てるアプローチ天国徹底解説

「ゴルフ 60歳からの100切り」管理人イチオシのアプローチ練習場です。

目次

「ググっても出ない」幻の芝生練習場にたどり着くまで

愛知県東郷町にある「諸輪グリーン」は、知る人ぞ知る、芝生から直接打てる貴重なアプローチ練習場です。

数年前に「東郷町に芝生から打てる秘密の練習場がある」という情報をネットで入手しましたが、ネット検索ではそれ以上の情報は出てこずお手上げ状態でした…。
諦めきれない私は「東郷町」というキーワードを頼りにGoogle Earthをぐりぐり回して探すこと数時間―ようやく愛知池の近くに間違いないだろうというそれらしい場所を見つけました!?

そして、実際に尋ねてみると BINGO!!
辿り着いた時は、宝物を見つけた気分でした。

オーナーさんにお伺いしたところ、「秘密」どころか「ドンドン宣伝してほしい」とのことでした。
実は、最近はお客様が減少していて、維持することも難しい状況ということで年内にも閉鎖することになるかもしれないという話でしたので、今回は皆さんにこの隠れた名所を是非知っていただいて、来場いただければと思います。

普通の練習場とは一味違う、独特な利用方法がありますので、詳しく解説します。

諸輪グリーンの最大の特徴―田舎の無人販売スタイル

諸輪グリーンが他の練習場と決定的に違うのは、無人運営に近いシステムにあります。

利用料金と支払い方法

料金表

分類金額
年会員45,000円
女性年会員40,000円
半年会員25,000円
月会員5,000円
1日料金(中学生以上)1,000円
1日料金(小学生)500円

1日料金の支払い方法は、「自己申告&投入式」です。
(会員の料金支払い方法については確認していませんので、今度、オーナーさんに聞いてみます…。)

オーナーさんが常駐しているわけではないため、料金は備え付けの封筒に名前を書いて入れ、郵便ポストのような箱に投入する形となります。まるで田舎の無人野菜販売のような、利用者の良心に委ねられたシステムで、これも諸輪グリーンのユニークな魅力の一つです。

そして、出入り自由ですので、食事を摂りに車で出掛けて、戻ってまた練習するなんてことも可能です。

常連客が教えてくれる不文律

私も初めて訪れた際は何もわからず戸惑いましたが、近くにいたプレーヤーさん(常連さん)が色々と親切に教えてくれました。
ここでは、オーナーさんだけではなく、利用者同士が助け合いながらルールやマナーを伝えているという、温かいコミュニティが根付いています。

芝生での練習方法とコース利用のルール

諸輪グリーンでの練習方法は、「一ヶ所集中」と「コース周回」の2種類があります。

コース周回での練習

場内にはコースが6ホール設定されています。
1ホール目(写真)は約90ヤードで唯一バンカーも設置されています。

2ホール目まではわかりやすいですが、それ以降はホールがクロスしている箇所もあったりするため、慣れないうちはどこに打っていいか迷いやすいです。
初めての方は、まず場内のレイアウトに慣れてから周回することをおすすめします。

なお、コースを回っている人が来た場合、一ヶ所に留まって練習している人は一旦練習を止め、周回している人を優先するというルール(不文律)があります。

一ヶ所集中での練習

「芝生からのアプローチ」を徹底的に磨くための練習です。

他の利用者が練習できない状況を避けるため、一ヶ所に留まるのは30分程度で場所を移動するという不文律があるようです。譲り合いの精神が大切です。

オーナーさんがいればボールを貸してくれることもありますが、基本的には自身のボールを用意(ロストボールなど購入)して練習してください。

また、特に一ヶ所で留まって練習していると、どうしても芝生が剥がれてしまします。
目土が用意されていますので、自身で目土をして直すということを必ず実行してください。

練習場の設備について

写真が諸輪グリーンの設備になります。

白い建物が受け付けで、ここで料金を支払います。また、椅子もあります。
自販機等はありませんので、飲料は自身でご用意ください。
トイレは(写真には写っていませんが)奥に用意されています。

1ヶ所だけ鳥かご(ゲージ)が用意されています。ドライバーなどのフルショット練習も可能です。

芝生から打つ練習の絶大な効果

諸輪グリーンで練習を重ねて、改めて痛感するのは「芝生の上から打つことの重要性」です。

マットの上ではごまかせても、天然芝はごまかしがききません。芝生で打つ練習を繰り返すことで、アプローチは確実に上達します。「習うより慣れろ」とはまさにこのことです。

以前はトップしてグリーンを越えたり、チャックリして1mも進まずに落ち込んだりしていましたが、そういうミスは確実に減り、練習の成果を実感できています。

芝生から打つ練習が可能なアプローチ練習場があるゴルフ練習場は他にもありますが、やはりいずれも時間制で、あっという間に1時間過ぎてしまったり、なかなか思う存分にアプローチ練習をできる練習場ってないですよね。
それが諸輪グリーンにはあります。

皆さんもぜひ芝生から打つアプローチ練習を思う存分して、その成果を味わってみてください!!

肝心の場所は…

もったいぶってすみません、「諸輪グリーン」の場所は以下になります。
東名三好インターからも近いですよ。

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